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宮内ひでき

職業
国会議員
所属
衆議院
選出
福岡県
宮内ひでき

ブログ

第6回日中韓物流大臣会合に出席

7月27日から3日間、石井国土交通大臣の代理として、第6回日中韓物流大臣会合に出席するため、中国の杭州と上海を訪れて参りました。
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集合写真
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インターコンチネンタル 抗州

 

3ヵ国連携の世界的物流戦略を議論

10年前から始まったこの大臣会合は、3カ国が連携してスムーズで効率的な物流環境をつくり出すことによって、それぞれの国の利便性が向上すると同時に世界の物流の30%を占める北東アジアの世界戦略にも資するようお互い努力しようと話し合いを重ねてきたものであります。

 

そして、今回の会議の共通認識として合意したことは、
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① 3国間の物流のシームレス化を進めることによって各国間の貿易障壁をなくし現場におけるスムーズな物流環境をつくり出す。
② 環境にやさしい物流政策をすすめる。
③ NEAL-NETを活用することによる情報の共有化をすすめ、多くの港を情報ネットワークで繋ぐことにより、この地域の物流機能の強化を図る。※1
であります。
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※1:ニールネット・・・インターネットを通じて日中韓の海上コンテナ関連情報をリアルタイムで把握できる物流情報共有システム。

 

主に上記の項目を具体的な施策を連携して講じてゆくことを確認し、サインをし、共同署名を行いました。

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共同署名

 

私にとりましては初めての大臣会合という事もあり少々は緊張もしましたが、日本の国益のためという信念で発言させて頂き、中国・韓国の2人の大臣とも親しく人間関係を築くことが出来たと思います。貴重な経験でありましたが、今後は事務方の継続した努力を、しっかりやってもらい実質的な効果をあげてもらいたいと考えております。

 

上海で体感した中国の圧倒的パワーと潜在力

また3日目は、杭州から上海まで高速鉄道に乗り移動し、上海の新都心の中心に日本の森ビルが建設した約500mの高層ビル「上海環球金融中心」を見学し、午後には世界最大規模の上海港も視察してきました。いずれもそのスケールの大きさに度肝を抜かれてしまいました。

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上海環球金融中心(左・492m)と上海中心(右・632m)
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上海環球金融中心展望台
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上海洋山港

 

想像を絶する規模と莫大な人口に改めてこの国のパワーを痛感し、今後益々中国との戦略的な付き合いの重要性を考えさせられました。

 

特に経済という観点からは、我が国の貿易相手国としても2番目であり、訪日中国人の著しい急増や、上海だけでも邦人企業は1万社を超えるという現実に対し、もっともっと中国という市場については可能性を追求してゆかなければいけないのではないかと思いました。

 

現在、日本人の対中国に対する感情は決して良いものではなく、むしろ違和感は増していると思います。特に中国政府の身勝手な言動に対しては腹立たしく思うことは多々あります。一方で、一般の中国人の日本に対する感情は近年特に良好で、日本に訪日した人々のほとんどは日本が好きになり、もう一度日本に行きたいと言っています。

 

まさに国民レベルでお互いの国の現実を確認し合うことによって、もっともっと友好関係が深まり、日本にとっても中国とのビジネスの為の人間関係のネットワークの更なる構築等、我が国の利益をもっともっと見出せるチャンスがまだまだあるのではないかと思います。

 

変わりゆく中国を見つめる冷静な視点と正確な現状把握の必要性

今回の訪中の中で、中国国内でも世界のスタンダードに合わせようとする努力や、粛清による社会の公正化への取組の効果を垣間見ることがありました。

 

リアル中国、まさに現在の現実の中国を正確に冷静に把握することを我々はもう少し強く意識して考えてゆかないといけないのではないか。「舐めていては足元をすくわれるぞ」という危機感を率直に感じたわけであります。

 

例えば高速鉄道のホームでは、整然と2列で並んで待っており、降りた人を待って乗り込むような光景はもう普通でありますし、街にはボランティアグループがG20の準備を共同でやっている姿もあちこちにありました。
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杭州東駅ホーム

 

もっとも、これらのことで中国全体が健全に変化していると言うつもりはありませんが、その方向性、つまり世界標準の価値観を追求しようとしているようには思ったわけであります。そういう意味においては、今回の視察は私にとっては強い刺激となりました。これからも隣国へはたびたび訪れ、正しい時代認識が出来るように努力する必要性を感じた有意義なものでありました。

国交政務官として熊本県へ

5月4日、山本副大臣、江島政務官とともに、JR博多駅から新幹線でJR熊本駅に入り、その後阿蘇へ国道57号線を陸路で進み、土砂災害現場へ直接足を運んで現地視察をして参りました。

 

片側2車線の国道57号線が真ん中から崩れ落ち、分断された道路は、国道325号線との分岐点となっていたところで丁度そこで土砂崩れが起きたため、阿蘇大橋も崩壊してしまったということです。悲惨な状況を肌で強く感じるとともに、早期の復旧・復興を二次災害が無いよう取り組むべき覚悟を致しました。

 

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阿蘇大橋地区の土砂崩れの現場

 

その後、西原村では、被災された多くの方々が避難生活を津続けられている中学校の体育館、仮設住宅建設予定地を訪ねさせて頂きました。

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西原村の避難所では高知県の皆さんが炊きだし支援。

 

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西原村の仮設住宅建設予定地で日置村長からお話を伺う。

 

また、被害が大きかった益城町の家屋の崩壊の様には息を飲む思いでありました。

 

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益城町役場周辺は活断層直下であり、大変な被害。

 

最後に、天守閣や石垣が大きく崩壊した熊本城を訪問しました。熊本のシンボルである熊本城の変わり果てた姿に私も大きなショックを受けました。

 

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熊本城の被害状況

 

そして本日5月17日、熊本地震からの復旧・復興を推進するために大変重要な補正予算が、国会において全会一致で成立いたしました。今後、被災地の実態をしっかり把握し、被災者の気持ちにより添いながら、「出来ることは何でもやる」という安倍総理の方針の下、一日も早い復旧・復興に全力で取り組んで参ります。

国交政務官として被災地へ(宮城県)

復旧の進む3つのまちを視察

3月25日に宮城県の石巻市、南三陸町、気仙沼市を訪問し、東日本大震災からの復興・復旧の状況を視察してまいりました。

 

石巻市では、津波浸水被害の恐れのない地域に新たに整備した住宅団地(新蛇田地区)の状況について、亀山市長から説明を受けました。

 

新しい個人住宅や災害公営住宅が建設され市民の移住が進むとともに、JR仙石線の石巻あゆみ野駅(新駅)が開業するなど、新しい町が順調に出来上がっていっているようでした。一方で、海に近い中心市街地の活性化や、隣県山形県との連携に必要不可欠な道路の整備など、震災を克服した新しい地域の創生ための様々な要請もいただきました。

 

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亀山石巻市長から新しい街づくりについてお話を伺いました

 

南三陸町では、津波で壊滅的被害を受けた市街地を安全な居住地とするためのかさ上げ工事の様子(いわゆる高台移転)や、JR気仙沼線をBRT(バス高速輸送システム)で復旧している様子を視察しました。

 

佐藤町長からは、生まれ育った町がかさ上げにより様変わりしてしまうのは寂しいけれども、なんとしてもこの町を安全に再興させるという強い決意をうかがうことがきでました。
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佐藤南三陸町長から高台移転事業についてお話を伺いました

 

お昼ご飯に、アワビがふんだんにのった豪勢な海鮮丼をいただいた後、大きく議論になった気仙沼市の中島海岸における防潮堤事業を視察しました。

 

地域住民との対話を丁寧に行いつつの防災環境工事

津波から人命を守るためには適切な規模の防潮堤の整備が必要不可欠ですが、環境や景観などについて、地元意見も十分に踏まえることが重要です。
現場では、宮城県の責任者から、地元と丁寧に合意形成を図っているというお話を伺いました。この防潮堤が住民の安全・安心を守るとともに、住民に愛される存在となることを切に願います。

 

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中島海岸の防潮堤事業を視察しました

 

地域に合った対策の必要性を確認

このように、被災地の状況は地域によって様々ですので、地域の状況をきめ細かく把握し、その地域にあった対策を機動的に講じていくことが必要であると感じました。

 

「実感できる復興」に向けて、全力で取り組んでまいります。

国交政務官として地方視察へ(香川県)

2月19日から20日にかけて香川県を訪問し、港と道路の視察をして参りました。
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地元のTOPと意見交換

19日は香川県知事や高松市長とも面会し、高松港を一廻りし、意見交換をしました。高松港は港湾用地が新しくできる予定であり、地域活性化のためにも、知事・市長を先頭に企業誘致を強力に進めることが期待されます。そのことが人口増加につながり、賑わいと活力がわき上がることになると思います。また、高松は港と町の中心部が近く、潮風を感じることの出来る美しい港町であり、クルーズ船の誘致など、インバウンドでも大きな可能性があると申し上げました。

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次に、四国地方整備局を訪問し、「現場の第一線で働く職員としてプライドを持って、四国のため国家のために何ができるか、原点に立ち返って一生懸命考えて頑張って欲しい」と訓示しました。
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地元道路の視察後シンポジウムに参加

翌日は、強い要望を寄せられている高松道4車線化や国道11号大内・白鳥バイパス整備の現場を視察するとともに、地元の皆さんによるシンポジウムに参加しました。また、当然”仕上げ”の昼食は”釜揚げうどん”で満足させてもらい、陸路(電車)で福岡の選挙区へ4時間かけて(かかって)戻ってきました。
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Movie随時更新 ミヤウチューブ

NetIB-NEWSより2023年の年頭にインタビューを受けました。

私の今年の抱負を中心にお答えしました。

今年もより一層福岡4区の発展に力を尽くしてまいります。ご覧ください。

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