まさに日に日に厳しい状況が増している日韓関係でありますが、先週の9月1日にソウルで開かれた、日韓の民間交流イベントであります「日韓交流まつり」に日本側議員団の一員として出席して参りました。
隣国韓国との大切な友好のための15回目となる交流まつりが、今回は中止になるかも分からないという心配に対し、両国の民間の友好団体が「こういう状況だからこそ開催すべきだ!」という強い意志によって実現しました。
私は、徴用工問題を始め、まったく理解出来ない韓国側の一連の態度に遺憾であり、また、このことを国際社会から正しく判断してもらえるよう私も務めていきたいと思っていますが、一方でぎくしゃくした両国関係によって民間の関係者の方々が被害を被ってはいけません。そのことを十分頭に入れた上で政治は行われなければいけない改めて感じさせられました。
その後、その足で毎年の二階派若手議員の中国への研修視察のため、成都と北京を訪ねて来ました。今回も中国中連部のアテンドで、内陸の凄まじく発展中の成都を訪れ、活力あるその状況に刺激を受け、全土各地で経済の発展とともに進化しているリアルな中国を垣間見ることとなりました。
今回も宗涛中連部長との会見や、程前駐日大使夫妻との和やかな夕食会など大変フレンドリーな空気の中で価値ある懇談をすることができました。今回で3度目となる毎年の訪問は、本当の中国を正確に理解するとともに、人と人との信頼関係を作る需要なものであったと思っています。
外交とは友好関係を結び仲良くなることによってお互いがWIN-WINでどちらとものメリットを追求するためにあるものであり、そのために地道に惜しまず行ったり来たり努力をすることである。と痛感した韓国・中国訪問でありました。
今後も両国との重要な関係性を外交の場でしっかり作ってゆけるよう努力してゆきたいと思います。