昨日1月21日夜、乗客乗員15名が死亡した軽井沢町の先日のスキーバス事故を受け、東京新宿の路上で、出発前の貸切バスを対象に国土交通省と警視庁で緊急の抜き打ち監査を行いました。
この監査に私も立ち会い、「このような死亡事故を二度と起こしてはならない」という強い思いで対応するよう監査官に訓示を致しました。全力を挙げて安全確保に取り組んで参ります。
昨日1月21日夜、乗客乗員15名が死亡した軽井沢町の先日のスキーバス事故を受け、東京新宿の路上で、出発前の貸切バスを対象に国土交通省と警視庁で緊急の抜き打ち監査を行いました。
この監査に私も立ち会い、「このような死亡事故を二度と起こしてはならない」という強い思いで対応するよう監査官に訓示を致しました。全力を挙げて安全確保に取り組んで参ります。
1月15日、さいたま市で新たに完成した(株)ヒューテックノウリン社の冷蔵倉庫を視察し、また竣工式典では祝辞を述べさせていただきました。
この冷蔵倉庫は、国内最大級の冷蔵能力7万トン、みかん箱換算で年間1億ケースもの規模を誇り、110億円の投資であるとのことです。
創業者の松田会長が40年前にわずか10坪の冷蔵倉庫からこの事業をおこしたそうで、物流の現場で日本の経済・社会を下支えしてこられたご努力に本当に敬意を払いたいと思いました。
また、この冷蔵倉庫は機能面でも全面的に自動化することにより、人がマイナス30度以下の冷凍内で働く必要がなくなるなど、省力化や職場環境の大幅な改善を進め、効率的な荷捌きを実現しており、新しい時代を切り開くような予感が致しました。
さらには、脱フロンを実現した冷却装置の採用や、複数顧客の荷物の共同配送など、国土交通省が今後進める物流施策の方向性、すなわち「効率的な物流の実現」、「労働力不足への対応」、「環境への配慮」の模範となる倉庫でありました。
この通常国会には、まさにこのような物流施策を推進するための法案が提出される予定ですので、成立に向けてしっかりと取り組んで参ります。本年は新しい時代を切り開くプレーヤーとしての、多くの民間企業の力強い挑戦を大いに期待したいと思います。
11月22日から国土交通大臣政務官として、「日本のインフラ輸出促進」のため、日本企業25社とともにカザフスタンを訪ねて参りました。
日程の関係上、羽田からバンコク経由で約20時間かけてのロングフライトでカザフスタンの首都アスタナまで向かい、4泊5日(機内2泊)という強行スケジュールで私にとっては“初めての外交デビュー”でありました。
これは先日の安倍総理の南アジア歴訪の際に、総理とナザルバエフカザフスタン大統領による、多様な分野にわたる経済関係強化のための15件の文書の署名を受けて、それを具体的にフォローアップすることを目的としたミッションでありました。
主な内容は、カザフスタン投資発展省カスィムベク副大臣とのバイ会談、及びカザフスタン側企業団(約100名)と日本側企業団(約50名)による日本側プレゼンテーションを含むマッチング会議でありました。
日・カザフ官民クオリティインフラ会議でご挨拶
カザフスタンは1992年のソ連崩壊後、ナザルバエフ大統領という力と能力のあるリーダーがずっと君臨し、石油採掘による利益を中心に、経済的にも社会的にも中央アジアにおいては最も発展している国であります。2017年には万国博覧会の開催が決まっており、道路や鉄道などの新しいインフラに対する積極的意向を強く持っているため、日本のインフラ技術や経験と実績がカザフスタンの発展に必ず貢献できるという多くの予感を感じました。
しかしながら日本の企業とカザフスタン国内の関係者とのパイプ不足は否めず、今回の試みは国土交通省として自ら積極的に乗り出そうというものであります。特に、副大臣とのバイ会談においては、カザフスタンから要望を具体的に提示したいとの話があり、後日大使館を通じて示される予定ですが、これは一定の成果があったように思います。
カシムベック投資発展省副大臣とのバイ会談
カシブベック副大臣と
我々政府と我が国の民間企業がしっかりタッグを組んで相手国と誠実に向かい合い、我が国しか出来ない“クオリティーインフラ”によって世界各国に貢献できるような努力の必要性を痛感致しました。
さて、カザフスタンは、とにかく寒い国で、首都アスタナは気温マイナス20℃、朝日が昇るのがAM8:30と、いつまでたっても1日が始まらないという感じでありました。ホテルの側の川も凍っていて人が氷の上を歩いているのが見えたぐらいです。
氷点下20度の首都アスタナ市内
カザフスタン最大の都市アルマティは5度と随分暖かい
食事はメインディッシュが馬肉。思った以上に柔らかく、美味でした。お酒はもちろんウォッカとコニャック。強いお酒ですがこれがうまい!一気に飲み干すというのが習慣のようで、少々危険です。「寒いから暖ったまらないとっ」という感じですかね。
カザフ人の顔は日本人によく似ていて親近感を感じますが、愛想はすこぶる悪く、なれなれしい関係にはなりにくい民族ですかね。
街は旧ソ連時代に作ったのも含め、道路は幅広く真っ直ぐで、碁盤の目のように計画的に作られております。日本のように権利関係の悩みはあまりないようで、お金があれば建設物はスピーディーに仕上がりそうです。
人口は1660万人ですが、国民の労働意欲は希薄で、工夫をして、効率的に物事をすすめようというような感性に乏しく、まさに官僚統制の濃い社会でありました。
アルマティ市役所(旧大統領府)前の共和国広場
アルマティの地下鉄駅構内
活気あふれるアルマティの中央バザール
ロシアとの歴史的な深く良好な関係を保ちながら、隣国中国ともうまくやっていかなければいけません。その上、ヨーロッパにも挟まれる中で微妙なバランスを取りながら、戦略的に立場を確立している国であります。その意味においても日本との友好関係を深めるということは、カザフスタンにとっても大切なことと捉えているようでした。我が国も、経済的にも外交的にも戦略的に今回のような働きかけを続けてゆきたいと思っています
このたびの第三次安倍内閣改造に伴い、国土交通大臣政務官に就任致しました。
10月9日夜、首相官邸において菅官房長官同席の下、安倍総理から直接辞令を交付され、大変緊張すると同時に、“はりきって頑張るぞ”とヤル気満々です。早速、国土交通省内に政務官室をいただき、秘書官までつくこととなりました。
大臣政務官の業務は、まさに大臣を補佐し国会での政府答弁を行ったり、重要政策の検討会議へ参画することです。また、我が国のインフラ輸出の海外展開を促進するため外国へのトップセールスを行ったり、災害時には政府の代表として現地に飛んでいくこともあるそうです。
国土交通省は職員の数が約6万人、予算規模は約6兆円という大きな役所で、日本の国土づくりや、交通政策を担う重要な役所でもあり、気象庁や海上保安庁も所管しています。
私はそもそもライフワークとして国土交通政策を勉強し、日本のあるべき国土の姿を追求したり、新しい時代に即した生活の利便性の向上や、国際社会の中での戦略的な社会資本の整備を進めてゆきたいと思っています。「この政策分野なら誰にも負けな いぞ」と言えるよう、努力してゆきたいと考えています。
その意味におきましては自らの希望が叶って立場をいただいたことは本当にうれしく、はりきって取り組んで参りたいと思っています。これからも皆様からのさまざまなご意見を頂戴したいと思っていますので、何卒よろしくお願いします。
今年のお盆は地元福岡で比較的ゆっくりと自宅中心で過ごすことができました。
暑い中を、現在私の唯一の趣味であり大好きなジョギングでしっかりと汗を出し、その後クーラーの効いた部屋で甲子園の激しい試合をテレビで観戦し、高校時代を思い出し感動して一人で涙を流すようなこの上ない至福の時間を満喫しました。
まさに命の充電がしっかりできました。
そして8月15日午前より福岡市の武道館でおこなわれました戦没者慰霊祭に出席しました。
先の大戦においてなくなった英霊に対し心からの敬いをすると同時に、多くの尊い生命の上に今の日本の繁栄があるということを改めて痛感させられ、日本は300万人に及ぶ多くの善良な国民を犠牲にしたあの忌まわしい戦争を二度と起こしてはいけないという不戦の誓いを心静かにおこないました。その夜は自宅近くの映画館で『日本のいちばん長い日』を家内と共に鑑賞しこの日は私の終戦70年の日として記憶に残る日となりました。
第二次大戦までの世界は侵略戦争において植民地化政策が進み、日本においても精神論が優先された風潮の中で軍の意向が政府の方向性を決定してゆくような怖い情勢に突き進みました。
まさに日本は何を目的に何を目指すのかという国の進むべく道を見失ってしまい人の命の大切さなど二の次になるという信じられない社会になっていしまいました。われわれは主戦論しか言えない風潮や政府の縦割りの弊害の行く末などにより、もしかしたら社会はいつそのようなことになるかもしれないという危機感を必ず持っていなければいけないと思わされました。
ポツダム宣言受諾を多くの関係者が思っていても口に出して行動できない中で多くの犠牲者を出し続けた終戦の現実をわれわれは肝に銘じ、わが国は国民が普遍のロイヤルティーで親しむ天皇という存在を持ち続けているという素晴らしき財産に改めて感謝したいと思いました。
NetIB-NEWSより2023年の年頭にインタビューを受けました。
私の今年の抱負を中心にお答えしました。
今年もより一層福岡4区の発展に力を尽くしてまいります。ご覧ください。