
東京オリンピック・パラリンピックの開催も決定し、「日本への外国人旅行客を、近い将来現在の1000万人から2倍・3倍に増やす」という大きな安倍内閣の目標達成には、日本への玄関口(空港)の容量を増やすことが必要不可欠であります。
夢のプロジェクト
中でも、最も期待されるのは羽田空港の拡張であります。そのためにはクリアしなければいけないさまざまなハードルがありますが、それらの課題を整理し、一つ一つ解決してゆくための計画を大急ぎで作成してゆかなければいけません。そうでなければ、東京オリンピック・パラリンピックに間に合いませんし、何といってもアベノミクスの成功のための戦略としても、大きく打ち出してゆくべき夢のプロジェクトであります。
羽田の活力を体感
そこで、3月10日、まずはいつもの同期生の仲間(無名の会)とともに羽田空港を訪ね、管制塔、国際線ターミナルの新しくオープンするエリア部分を見学し、そして、最も新しい滑走路(D)をバスで直に廻り、間近に航空機の離・発着を体感致しました。

羽田拡張へのハードル
羽田空港は、朝から晩まで目一杯航空機の離発着が詰まっていて、現在の滑走路と空域では、ほぼ限界であります。この容量を増やすには、東京の上空を航空機が飛ぶことを東京都民が許容することが最も効果的であります。
しかしながら騒音等の環境問題と今後の我が国の国際化に向けた積極的な取り組みとのバランスをどう整理してゆくのか等、越えなければいけないハードルは決して低くはありません。
痛感した課題
国際比較の上での羽田空港は、特に仙川(韓国)やシンガポールに対して、規模といい国際ハブ機能といい、ずいぶん遅れをとっており、我が国としては次なる国際戦略が急務であります。しかしながら、財政的にも大型投資についての国民の理解が必要なことは言うまでもありません。
いづれにしても冷静で且つ成熟した議論が大切であるということを、改めて強く痛感致しました。今後とも盛んに国民的議論が行われるよう働きかけてゆきたいと思います。





石巻市においては、市の重要な産業の一つであります魚市場などの水産業の再興に懸命に努力している経営者の話を伺いました。
震災が風化しつつある社会の空気に一抹の不安を感じています。」という言葉が心にずしりと来ました。
本年度中にはメドが立つとの力強い説明を頂きました。関係者の迫力に感激を致
“やり遂げるぞ!”という市長の力強い覚悟をひしひしと感じました。
一度壊れた港は、機能として、背後の企業活動が元に戻るには時間がかかるようで、やっぱりアベノミクスの成功による経済の再生なくして復興はないと実感しました。
また、除染特別地域南相馬市にも足を運びました。いわゆる50msv/年超地域という地区においては、国が直轄で住居や農地など全ての土地を除染するという作業がすすめられていました。何せ広大な面積ですので、どのくらい時間がかかるのか想像もつかない状況の光景に言葉を失いました。
今回の視察を通じて、あの大震災からの復旧復興とは、並大抵ではないということを改めて痛感しました。
予算の問題、縦割り行政の問題、市町村と県と国の役割り分担の問題、2年半経ってもなお仮設住宅に住んでいる住民の生活や気持ちの問題、地域の経済活動の再生の問題などなど・・・まだまだ問題は山積しています。

最近、テレビ等でも時々取り上げられています、ステンレス加工の専門会社(株)ナダヨシ(古賀市)を訪ね、頑張っている中小企業の現場を拝見するとともに、その経営の御苦労を伺って参りました。
この会社にしかできないと言うビジネスを創りだし、日本ならではの繊細な技術と精密な科学技術の融合による想像を超えた完成品に、驚きの連続でした。