5月4日、山本副大臣、江島政務官とともに、JR博多駅から新幹線でJR熊本駅に入り、その後阿蘇へ国道57号線を陸路で進み、土砂災害現場へ直接足を運んで現地視察をして参りました。
片側2車線の国道57号線が真ん中から崩れ落ち、分断された道路は、国道325号線との分岐点となっていたところで丁度そこで土砂崩れが起きたため、阿蘇大橋も崩壊してしまったということです。悲惨な状況を肌で強く感じるとともに、早期の復旧・復興を二次災害が無いよう取り組むべき覚悟を致しました。
阿蘇大橋地区の土砂崩れの現場
その後、西原村では、被災された多くの方々が避難生活を津続けられている中学校の体育館、仮設住宅建設予定地を訪ねさせて頂きました。
西原村の避難所では高知県の皆さんが炊きだし支援。
西原村の仮設住宅建設予定地で日置村長からお話を伺う。
また、被害が大きかった益城町の家屋の崩壊の様には息を飲む思いでありました。
益城町役場周辺は活断層直下であり、大変な被害。
最後に、天守閣や石垣が大きく崩壊した熊本城を訪問しました。熊本のシンボルである熊本城の変わり果てた姿に私も大きなショックを受けました。
熊本城の被害状況
そして本日5月17日、熊本地震からの復旧・復興を推進するために大変重要な補正予算が、国会において全会一致で成立いたしました。今後、被災地の実態をしっかり把握し、被災者の気持ちにより添いながら、「出来ることは何でもやる」という安倍総理の方針の下、一日も早い復旧・復興に全力で取り組んで参ります。