ちょうど2年前のあの日、日本人が多すぎる犠牲を払って思い知らされた現実は、大自然の脅威を前にした人間の無力さでした。
そして、我々は、その絶望から這い上がって前向きに生きていこうとする人々のひたむきな力強さと、人間の絆、命の尊さなど、本当にたくさんのことを教えられました。
ところが、その後、復旧復興はなかなか思うように進まないばかりか、原子力政策の今後についても、その方向性さえも見出すことさえできておりません。復興予算の流用も発覚するなど、まさに、被災者の方々は二重にも三重にも傷つけられています。
二年前のあの日は私も、国を憂う国民の一人に過ぎませんでしたが、今は国の為に働く国会議員です。
被災地と被災者の皆さんの為に何が出来るのか、何をすべきなのかをしっかり政府に働きかけ、何よりもスピード感を第一に、畏れる心、人間の尊厳を大切に、仕事をして参ります。
政府主催の「東日本大震災二周年追悼式」に出席して