去る4月21日、衆議院国土交通委員会にて、国土交通行政についての一般質疑において質問を致しました。
貸切りバスの下限割れ運賃での運行に関して
1つ目は、昨年の軽井沢スキーバス事故の際に問題になった貸切りバスの下限割れ運賃についてであります。
国会においては、「ルールにある最低の運賃を守らないために、そのしわ寄せがドライバーに向かうなど運行に安全性が損なわれ深刻な事故になってしまうことがあってはならない」との強い思いで法律改正を行い、その対策に努めてきました。
しかし、現在博多港のクルーズ船で訪れる訪日外国人向けのバス運行においては、まだまだ下限運賃が守られていない状況をとらえ、そのチェックについて運輸局と観光庁については旅行業者に対しても改めてしっかり行って欲しいとの発言を致しました。
インフラ整備の進め方に関して
2つ目は、インフラ整備における社会資本整備総合交付金による手法についての考え方であります。
それは、社総交による整備は現場の事業実施が国の政策の方向に結果的に結びついていないのではないかという問題意識であり、その原因や今後の考え方について国交省と議論をさせて頂きました。
現在のように個別箇所の要望が膨れ上がり、それぞれの事業についての措置率が極めて下がり続け、完成年がどんどん延びている現状を考えた時に、特に国が進めたい政策(例えば無電柱化など)に関する事業については補助事業化することが必要である、との主張を述べさせて頂きました。
動画
貸切りバスの下限割れ運賃での運行に関しての質問
インフラ整備の進め方に関しての質問