先日、何らかの事情で親が養育できない児童を保護し養育している施設であります、「児童養護施設 若葉荘(地元、久山町に昭和25年に建築)」へ現場視察に行ってきました。
幼児から高校生までの51人がユニット型の住居の中で寝泊まりし、勉強し共同に生活しています。子供には罪はなく、彼らの明るい表情を見ていると、正直少し“つらい”気持ちになりました。
まさに児童養護とは社会が最終的にしっかり支えていかなければならない社会福祉の最も重要な現場の一つであると痛感しました。
また施設で働く職員の方のご苦労も伺いました。宿直を義務付けられ、変則勤務の中で、離職率が高い現状等、もう少し待遇改善についても社会保障改革の中で取り上げるべきだと思いました。
罪のない子供達が、経済的理由で教育を受けることが出来ないということにならないような内容のしっかりした成熟国家をつくらなければならないと改めて考えさせられました。