ジョギングと甲子園でお盆を満喫
今年のお盆は地元福岡で比較的ゆっくりと自宅中心で過ごすことができました。
暑い中を、現在私の唯一の趣味であり大好きなジョギングでしっかりと汗を出し、その後クーラーの効いた部屋で甲子園の激しい試合をテレビで観戦し、高校時代を思い出し感動して一人で涙を流すようなこの上ない至福の時間を満喫しました。
まさに命の充電がしっかりできました。
戦没者を想い不戦を誓う
そして8月15日午前より福岡市の武道館でおこなわれました戦没者慰霊祭に出席しました。
先の大戦においてなくなった英霊に対し心からの敬いをすると同時に、多くの尊い生命の上に今の日本の繁栄があるということを改めて痛感させられ、日本は300万人に及ぶ多くの善良な国民を犠牲にしたあの忌まわしい戦争を二度と起こしてはいけないという不戦の誓いを心静かにおこないました。その夜は自宅近くの映画館で『日本のいちばん長い日』を家内と共に鑑賞しこの日は私の終戦70年の日として記憶に残る日となりました。
危機感を持ち風潮に流されない姿勢の大切さ
第二次大戦までの世界は侵略戦争において植民地化政策が進み、日本においても精神論が優先された風潮の中で軍の意向が政府の方向性を決定してゆくような怖い情勢に突き進みました。
まさに日本は何を目的に何を目指すのかという国の進むべく道を見失ってしまい人の命の大切さなど二の次になるという信じられない社会になっていしまいました。われわれは主戦論しか言えない風潮や政府の縦割りの弊害の行く末などにより、もしかしたら社会はいつそのようなことになるかもしれないという危機感を必ず持っていなければいけないと思わされました。
ポツダム宣言受諾を多くの関係者が思っていても口に出して行動できない中で多くの犠牲者を出し続けた終戦の現実をわれわれは肝に銘じ、わが国は国民が普遍のロイヤルティーで親しむ天皇という存在を持ち続けているという素晴らしき財産に改めて感謝したいと思いました。