本年1月から始まりました通常国会が終了し、今国会に政府から提出された法案の内、約98%の82本(議員提案を入れると103本)の法律案が成立致しました。
衆・参院において与党が安定した多数の下、数々の重要案件が結論を得たということは好ましいことであり、決められる政治として政治が機能していることは歓迎されることだと思います。
しかし一方、そこで国民が今、最も心配している事は、与党が傲慢になることや政権の油断に対する危惧であります。
「政治は生き物です」重要なことは、一昨年前の総選挙後誕生した安倍政権は、あの時、何故国民に選ばれたのかという原点であります。あの時の新鮮で謙虚な思いや覚悟を忘れず、政治をやってゆかなければいけないとの思いを改めて感じた国会閉会でした。