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宮内ひでき

職業
国会議員
所属
衆議院
選出
福岡県
宮内ひでき

ブログ

サウジアラビアを訪問して

ホットな時期にホットな国へ初訪問

9月上旬、世界の石油供給の3割を担い、アメリカとの友好国として安全保障上も中東地域における重要な存在である(もちろん日本にとっては切っても切れない国である)サウジアラビアに同志の国会議員3名とともに行って参りました。

宮内ひでき サウジ訪問写真_1

 

訪問の目的

今回のミッションは本年2月に行われた安倍総理とサルマン皇太子との会談で調印された内容の一つである、両国の中小企業の振興のため日本の中小企業が持つ技術やノウハウをサウジアラビアの企業と結び付けることによって産業をつくり出すというもので、日本の中小企業24社の経営者を伴ってサウジアラビアの企業とのマッチングイベントを行うことが主な目的でありました。

宮内ひでき サウジ訪問写真2

 

初めて触れたサウジアラビアの文化

灼熱の太陽と砂漠の国サウジアラビアへの訪問は初めてであります。
聖地メッカが所在する国でイスラム教の中心であるというプライドが充満した、1日5回のお祈りが定着した国であります。
女性は全てアバヤという黒装束で身を包み、目だけしか出さない姿で生活をしており(写真を撮ることも許されない)、お酒も一斉飲んではいけない社会であります。現在の日本とはまったく国柄が違い、まさにカルチャーショックの連続でありました。
 

感じたミッションへの手応え

サウジは王政(アブドッラー国王)の国であり、王政との繋がりの強い財閥が経済においては影響力のある存在であり、その一つであるトヨタ自動車の中東における総代理店ネットワークを牛耳るジャミール社との懇談を行うなど、今回の訪問は充実したスケジュールをこなすことが出来ました。
特に、サウジ政府の経済及び投資促進のための機関である「総合投資院(サギア)」のオスマン総裁との会談では、我々の今回のミッションに対する歓迎とともに、具体的に分野を絞った今後の取り組みや、前進するプロジェクトに対しての支援の約束がありました。そして、この訪問はサウジ国内の新聞紙上でも大きく取り上げられることにもなりました。

 

現在のサウジは、石油産出による高い収入によって所得税は無く、安い公共料金によって国民生活は裕福であります。しかも国民の平均年齢は低く、日本とは違って社会保障費もあまり必要がありません。しかし、その結果、社会の中間層に勤労意欲がなく、働かない国民が多いことが社会問題になっており、サウジはこれを何とかするために新しい産業と雇用をつくり出し、労働力を強化したいということであります。(ほとんどの単純労働は外国人労働者である)その一助となることが出来ればという今回の試みが成功し、両国にとってお互いがウィンウィンの関係になることが、友好国としての国際貢献になると思います。

 

2度にわたって日本企業24社のブースを作っての現地商工会議所との協力によるビジネスマッチングを行うことが出来、少なからずビジネスが進みそうな予感がしました。
宮内ひでき サウジ訪問写真3
 

訪問して感じたサウジからみた日本への印象と議員外交の重要性

今回の外遊を通じて実感したことは、
1.中東においても日本に対する好感度は良く、もっともっと進出して来てほしいと思われていること。
2.一方日本は決断が遅くてなかなか協力しようとした事業が進まないと考えられていること。
であります。

 

まさに日本がこのところ経済が振るわず内向きになっていたため、海外に対して積極的な思考を持てずにいたことが、長い目で見た外交が出来てなかったのだと思います。安倍政権が誕生してからすでに35か国を訪れるなど、安倍総理の思い切った外交に対する姿勢を反映し、これをフォローしてゆく議員外交を盛んに展開してゆくことの重要性を強く感じました。その上で海外のそれぞれの要人から発信された事や自らの目で見、感じたことを、国内に持ち帰り、活力ある我が国のパワーや知恵を外向きに活かしてゆけるよう役割を果たしてゆかなければいけないと痛感したサウジアラビア訪問でした。

宮内ひでき サウジ訪問写真4

Movie随時更新 ミヤウチューブ

NetIB-NEWSより2023年の年頭にインタビューを受けました。

私の今年の抱負を中心にお答えしました。

今年もより一層福岡4区の発展に力を尽くしてまいります。ご覧ください。

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