2泊4日の強行軍にて、2月5日(水)から2月7日(金)の日程で、OECD(経済協力開発機構)グローバル議員ネットワーク会合が、フランス・パリで開催され、日本国会代表団として参加して参りましたので、改めてもう少し内容を報告します。

経済からAIや人口問題などまで幅広く議論
「世界経済の見通し」「気候変動への適応」「AIを用いたガバナンス」や、「人口減少などへの対応」など、世界各国が抱える共通の社会課題に対して国際的秩序を維持するという観点を念頭に、それぞれの参加国から発言が相次ぎました。
私からは、「気候緩和に向けて、我が国は国際協調を重視し国際ルールの策定に主導的役割を果たすこと、国際社会が共有するコミットメントを積極的に果たしてゆく揺るがぬ姿勢であることを強調した上で、グリーンエネルギー展開に向けた政治のリーダーシップの重要性と気候目標を国民が納得感をもって共有することの重要性」について発言を致しました。
また、3人の日本からの国会代表団として、マティアス・コーマンOECD事務総長を訪ねて会談をし、新たにアジアから加盟希望のあるインドネシアとタイのOECDへの加入について要請を致しました。

会議中、ウクライナ議員団から我々日本議員団に対し会談の申し出があり、30分程度やり取りをしました。ウクライナからは、今までのウクライナ支援に対する感謝と、今後も引き続きの支援への要請があり、現在のウクライナ情勢についての状況報告等がありました。我々からは、引き続きの協力を約束しました。

