幼児園=幼稚園+保育園
先日(6/27)、粕屋郡須恵町にある幼稚園と保育園が併設されている、約350人を超える子供達が通っているれいんぼー幼児園(昨年開園)に伺って参りました。
須恵町の取り組む「子育て事業」
須恵町は社会的要請が日増しに高まっています「子供子育て事業」について、現在34カ所の幼稚園(公営)と、4カ所の保育園(2カ所公営、2カ所社福法人)を一体的に総合的に子どもを育てる重要な施設として位置づけ、子供を安心して預かると同時に、元気で思いやりのあるのびのびした子供を育てる教育の実現に、力強く取り組んでいました。
「幼児の頃からの“しつけ”は、将来のこの国や地域を担う子供達にとっては最も大切なことである」という町の信念の下、大勢の子供達は本当に元気で明るく大きな声で挨拶や親しみを持って話しかけてくれました。園内で作っている給食を園児とともに食べさせてもらいましたが、旺盛な食欲と礼儀正しい子供達に私の方が圧倒されました。
役所と地域の連係プレーに見た町の覚悟
また、須恵町では、幼・保7園を総合的立場で監督し園内のマネジメントのことやPTA・地域の方々に対する責任を持つ総園長(元学校長さん)が町との連携を取りながら、スムーズ且つ円満に対応されております。その工夫にも感心すると同時に、幼児期の子供の教育に対する町の覚悟を感じました。
さらに須恵町では「家庭教育ガイダンス」を作成し、年齢によって発達や教育における具体的な到達目標の指針が作られており、それを各家庭に配布する取り組みも行われ、まさに家庭・地域・行政が一体となった教育の実行がなされており、実に勉強になった視察となりました。