超党派の国会議員でつくるサッカー外交推進議連の活動で、W杯ロシア大会で日本と同じグループH組のコロンビア、セネガル、ポーランドの各駐日大使館の皆さんとフットサルの親善試合をしてきました!
サッカーの経験はありませんが、背番号4番のユニフォームを着て頑張ってきました!
凄く面白かった! 西野ジャパンも頑張れー!
超党派の国会議員でつくるサッカー外交推進議連の活動で、W杯ロシア大会で日本と同じグループH組のコロンビア、セネガル、ポーランドの各駐日大使館の皆さんとフットサルの親善試合をしてきました!
サッカーの経験はありませんが、背番号4番のユニフォームを着て頑張ってきました!
凄く面白かった! 西野ジャパンも頑張れー!
今回もたくさんの方にお越しいただき、武田良太先生による激励のご挨拶 、同期生の牧島かれん、小倉まさのぶ両先生とのディスカッションなど、熱く楽しい内容となりました。
お越しいただきました皆様、誠にありがとうございました。
フィリピン出張中、宗像大社葦津宮司より国際電話が鳴り、
「世界遺産の件でイコモスの勧告に、沖ノ島は登録だけど大島・宗像大社・新原奴山古墳群は入ってないんだよ!たいへんなことだよ!逆転して登録しなければいかんのよ、代議士に力を貸してほしい!」といつもは冷静な宮司が興奮してかけてこられた。
私としてはこのような勧告が出るとは予想もしていなかったので、突然の電話に“事”の重要性とその対処策について一瞬想像出来ず、頭の中は真っ白になった。
帰国後早速、宗像大社でその日の昼食のハヤシライスを頂きながら打ち合わせを行った。何はともあれ地元福岡県、宗像市、福津市が連携し、政府にしっかり地元の考えを伝えて本気になってもらおうということになり、小川知事とも打ち合わせの上私から、菅官房長官、岸田外務大臣、松野文科大臣、麻生財務大臣にアポイントを取りみんなで陳情をすることになった。
上京し、(松山、大家両参議にも同席してもらい)それぞれ大臣ご本人に会い直接お願いをすることが出来た。
四大臣とも地元の思いを理解してもらい、“政府は全力を挙げて全部の施設の登録を目指すから”(菅官房長官)との心強い返事をもらった。
すると早速私のところに外務省からは高橋室長、文化庁からは岡村課長と岡本室長が来てくれ、そもそも世界遺産登録の手続きや、ロビー活動の方向性や戦略についてレクチャーを受けた。
・どうして勧告の中で、8構成資産から4施設が外されたのかの分析
・そもそも、世界遺産会議での決定過程の中身の詳細
・成功事例である三保の松原の際の経緯
等々、これから取組むに当たっての整理をすることによって我々地元関係者がやれるべきことを探った。
8つの全ての構成資産は切り離せないという一体性や継続性を理解してもらうための「ロジック」づくりには、地元関係者からも協力が出来るかもしれない。また、とにかく地元の熱意を示すことと、今後世界遺産として地元は守り続ける確固たる意志があることを伝えるのが最も重要なことだと感じた。
各国との交渉については、政府関係者が直接ロビー活動として根回しに奔走するわけであるが、その進み具合については逐一報告をもらった。高橋・岡本両氏の報告の際の顔つきは、日に日に緊張感が増し、そして自信を持ってきているように感じられた。
7月6日、我々も現地ポーランドに入り会議を見守った。審議2日目、7日の終盤には日本のこの案件が取り扱われるのではないかと思われていたが、それぞれの案件についての議論が長引き、とうとうその日には審議されず次の日へと延期された。まさに水入りとなった。政府及び地元関係者も緊張感の連続で疲れがピークのようであったがそれぞれ眼はギラギラしていた。
とうとう本番となった8日は朝から大変いい天気であった。会議は前日の残りの2つの案件を処理したあと、‟「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群 ” の審議に入った。21ヶ国の理事国の内13ヶ国から意見表明があり、次々発言があった。
息を飲んで聞いている我々の耳に入ってきたのは8構成資産の一体性に対する賛同の意見ばかりであった。全ての国から完璧に日本の修正申請に賛成する発言が相次ぎ、あっという間に議長から採択のハンマーが鳴らされた。
“逆転満塁ホームラン”の瞬間を観ているようであった。まさに歴史的な場面を目の当たりにした。早速、宮田文化庁長官を中心に地元の谷井宗像市長、原﨑福津市長、伊豆県議、葦津宮司とともに記者会見を行った。皆さん興奮と感激の表情で…。そして、それぞれ抱き合って喜んだ。
夜は関係者がそろって、ささやかに打上げ会を開いた。佐藤ユネスコ大使、宮田文化庁長官を中心に関わったほとんどの政府関係者、地元から駆けつけた全てのメンバーで乾杯をし、まさに勝利の美酒に皆で酔った。最終日の夜は最高のディナーとなった。
帰国後、早速関係大臣のところにお礼に伺ったが、皆さん大変喜んでくれた。こんな大満足で晴れやかな気持ちでご挨拶に行けるとは想像もしていなかったので、本当に“ツイてるな”と心から思った。
今回の世界遺産登録への道は、約15年前に遡る。地元関係者の中から「目指そうじゃないか!」と言う声が湧き上がったもので、素直な思いから始まっている純粋性がその原点である。そして長い期間にわたって行政もブレずに貫き通した一貫性と、その下で地域住民の地道で献身的な努力があったからこそ、その願いが世界各国に方々の心に通じたのであろうと思う。
まさに関係者全ての人々の心に神が宿っていたと言えるのではないだろうか。皆がそれぞれの時代にそれぞれが出来る事を提供しあい、そして貢献しあって皆の総力戦でつかんだ世界遺産である。だからこそこの想いを今後大切に大切に育みそして伝え、遺産を守り、この地域の豊かな発展を作り上げなければならないと、改めて痛感している。私にとっては、素晴らしい経験であり、勉強であった。
クラクフの街並み
クラクフ市街地にて
インドネシア大使と
昨年国土交通大臣政務官を務めていた際に力を入れて取り組んだ政策の一つでありますインフラ事業の海外展開について、ゴールデンウィークを利用し5月2日~6日の間、安倍総理も友好関係を強く押しすすめておりますフィリピンに伺い具体的な案件についての視察をして参りました。
フィリピンは人口約1億人(あくまでも推定でしょう)で、首都マニラのあるルソン島、セブ島、ミンダナオ島等多くの島々で構成され、昨年秋にはドゥテルテ新大統領が就任し政治は一定の安定感のもと、経済成長率6パーセント程度と言う勢いを持ち始めたアジアの発展途上国であります。
マニラ都心部には国民の平均年齢23歳と言う若い人が溢れ、朝から深夜まで想像を絶する程の交通渋滞であります。交通機関はまだまだ本当に未熟で「ジープシー」と呼ばれるどこでも自由に停車出来る小型バスが多く走り、大型市内バスは乗客が乗りきれないような状態で運行しています。
鉄道は、国鉄が現在約15kmと、都市鉄道1号線2号線3号線がありますが、都市生活に効果的に機能していないようで、これから日本のODA事業によってこの都市鉄道の延伸や国鉄バタン駅との連結を進める計画があり、鉄道1号線(時速20km/h程度)に乗車するなどさせてもらい、まさにその現場を視察すると同時に、ライトレールマニラのシン総裁と会談させていただきました。
シン総裁からは日本の技術協力や、交通政策のアイデアについて大変な期待が表明され、強力なサポート要請を受けました。シン総裁は前道路交通大臣でもあり大変政策的に理解をされていましたが、日本とは随分事情が違う様で、実際の政策を具体的に落とし込むには政府内の利害の調整や財閥等との関係性から、悩み多い状況の様でした。フィリピンの今後の発展には必要不可欠な事案であると改めて痛感すると同時にこの事業の推進にバックアップしてゆきたいと思わされました。
次の日はマニラ港のフィリピン港湾庁を訪ね、以前サンティアゴ総裁が来日した際に相談を受けていた新しいマニラ港の整備計画について実際の港内の案内を頂き、大まかな計画についての説明を聞かせていただきました。物流エリアを拡張し、スラム街を一掃し道路アクセスと連結する等の方向性の話があり、このマニラ港のマスタープランの作成についての協力要請がありました。早速正式な要請を大使館経由で出してもらったら我国としても協力をしてゆきたいとのやり取りをさせて頂きました。
鉄道にしても港にしてもこの国にとっては重要度の高いプロジェクトであり、我国のインフラ技術の蓄積を是非提供したいし、まさに質の高い提案ができるよう国交省とともに取り組んでゆきたいと思います。
南国の国民は、明るく親しみやすい感じはしますが、あまり勤勉ではなかったり、あまり生活のルールを守らなかったり、あまり頑張り屋が多くないようで、みるみる急成長をするような予感は感じませんでしたが、新しい高層ビルが数多く建ち始めおり、ニュータウンやショッピングモールあちらこちらに出来ておりました。確実に発展過程にあるのは間違いなく、だからこそ公共交通や物流システムがまさに必要だと強く感じました。
それぞれの国はそれぞれの歴史を持ち、それぞれの事情の中で進化しようとしています。この国の親日感は今後の日本との関係性においても必ず良い物をもたらすと言う実感を持って帰国いたしました。
7月27日から3日間、石井国土交通大臣の代理として、第6回日中韓物流大臣会合に出席するため、中国の杭州と上海を訪れて参りました。
集合写真
インターコンチネンタル 抗州
10年前から始まったこの大臣会合は、3カ国が連携してスムーズで効率的な物流環境をつくり出すことによって、それぞれの国の利便性が向上すると同時に世界の物流の30%を占める北東アジアの世界戦略にも資するようお互い努力しようと話し合いを重ねてきたものであります。
そして、今回の会議の共通認識として合意したことは、
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① 3国間の物流のシームレス化を進めることによって各国間の貿易障壁をなくし現場におけるスムーズな物流環境をつくり出す。
② 環境にやさしい物流政策をすすめる。
③ NEAL-NETを活用することによる情報の共有化をすすめ、多くの港を情報ネットワークで繋ぐことにより、この地域の物流機能の強化を図る。※1
であります。
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※1:ニールネット・・・インターネットを通じて日中韓の海上コンテナ関連情報をリアルタイムで把握できる物流情報共有システム。
主に上記の項目を具体的な施策を連携して講じてゆくことを確認し、サインをし、共同署名を行いました。
共同署名
私にとりましては初めての大臣会合という事もあり少々は緊張もしましたが、日本の国益のためという信念で発言させて頂き、中国・韓国の2人の大臣とも親しく人間関係を築くことが出来たと思います。貴重な経験でありましたが、今後は事務方の継続した努力を、しっかりやってもらい実質的な効果をあげてもらいたいと考えております。
また3日目は、杭州から上海まで高速鉄道に乗り移動し、上海の新都心の中心に日本の森ビルが建設した約500mの高層ビル「上海環球金融中心」を見学し、午後には世界最大規模の上海港も視察してきました。いずれもそのスケールの大きさに度肝を抜かれてしまいました。
上海環球金融中心(左・492m)と上海中心(右・632m)
上海環球金融中心展望台
上海洋山港
想像を絶する規模と莫大な人口に改めてこの国のパワーを痛感し、今後益々中国との戦略的な付き合いの重要性を考えさせられました。
特に経済という観点からは、我が国の貿易相手国としても2番目であり、訪日中国人の著しい急増や、上海だけでも邦人企業は1万社を超えるという現実に対し、もっともっと中国という市場については可能性を追求してゆかなければいけないのではないかと思いました。
現在、日本人の対中国に対する感情は決して良いものではなく、むしろ違和感は増していると思います。特に中国政府の身勝手な言動に対しては腹立たしく思うことは多々あります。一方で、一般の中国人の日本に対する感情は近年特に良好で、日本に訪日した人々のほとんどは日本が好きになり、もう一度日本に行きたいと言っています。
まさに国民レベルでお互いの国の現実を確認し合うことによって、もっともっと友好関係が深まり、日本にとっても中国とのビジネスの為の人間関係のネットワークの更なる構築等、我が国の利益をもっともっと見出せるチャンスがまだまだあるのではないかと思います。
今回の訪中の中で、中国国内でも世界のスタンダードに合わせようとする努力や、粛清による社会の公正化への取組の効果を垣間見ることがありました。
リアル中国、まさに現在の現実の中国を正確に冷静に把握することを我々はもう少し強く意識して考えてゆかないといけないのではないか。「舐めていては足元をすくわれるぞ」という危機感を率直に感じたわけであります。
例えば高速鉄道のホームでは、整然と2列で並んで待っており、降りた人を待って乗り込むような光景はもう普通でありますし、街にはボランティアグループがG20の準備を共同でやっている姿もあちこちにありました。
杭州東駅ホーム
もっとも、これらのことで中国全体が健全に変化していると言うつもりはありませんが、その方向性、つまり世界標準の価値観を追求しようとしているようには思ったわけであります。そういう意味においては、今回の視察は私にとっては強い刺激となりました。これからも隣国へはたびたび訪れ、正しい時代認識が出来るように努力する必要性を感じた有意義なものでありました。
NetIB-NEWSより2023年の年頭にインタビューを受けました。
私の今年の抱負を中心にお答えしました。
今年もより一層福岡4区の発展に力を尽くしてまいります。ご覧ください。